運動が苦手、球技はちょっと…と感じているお子さんをお持ちの保護者の皆様、
こんにちは!NPO法人クラブプラッツ(練馬区)「誰でも運動が好きになる‼︎」教室でコーチを務める理学療法士の細谷です。当教室には、小学校高学年から様々なレベルの生徒さんが通ってくださっています。
その中でも特に、運動に苦手意識を持っているお子さんに対して、「誰でも運動が好きになる」という理念を実現するために、特別なアプローチで指導しています。
今回は、私が実践している、理学療法士ならではの指導法について、少し詳しくご紹介させていただきます。

「イメージできる」動きから始める:日常生活動作への応用で運動のハードルを下げる
「もっと腰を落として!」「肘をしっかり伸ばして!」――スポーツの指導でよく聞かれるアドバイスですが、運動が苦手な子にとっては、それがどういうことなのか、具体的にイメージすることが難しい場合があります。
理学療法士は、身体の構造や発達段階を熟知しています。そのため、一般的な運動指導で用いられる専門用語や抽象的な指示ではなく、お子さん一人ひとりの発達段階や認知特性に合わせて、より具体的な言葉と動きでアプローチします。
例えば、「ボールを投げる」という動作が苦手な子には、「ドアノブが回るように腕を振ってみよう」「目の前のコップを掴むように手を伸ばしてみよう」といった、日常生活で行う身近な動作に置き換えて指導を行います。
これは、脳が「これならできる!」と認識しやすくなり、身体の動かし方をスムーズに学習できるためです。本人が「これならできるかも!」とポジティブなイメージを持てることを最優先し、成功体験へと繋げていきます。
「できること」にフォーカス:スモールステップで自信を育む
運動指導においては、どうしても「できないこと」に注目しがちです。しかし、私はお子さんが「今、できる運動」を見極め、そこから指導を組み立てることを重要視しています。
理学療法士は、個人の身体能力や運動発達を評価する専門家です。お子さんの筋力、バランス、協調性などを総合的に判断し、現在の身体能力で無理なく達成できる「スモールステップ」を設定します。
例えば、キャッチボールが苦手な子には、最初は短い距離でゆっくりと投げ合うことから始めたり、ボールをただキャッチする練習からスタートしたりと、成功体験を積み重ねることに重点を置いています。
「できた!」という達成感は、お子さんの自己肯定感を高め、次のステップへ挑戦する意欲を育む原動力となります。焦らず、着実にステップアップしていくことで、運動への苦手意識を克服し、最終的には様々な運動に挑戦できるようになります。

成長を妨げない:お子さんの身体発達に合わせた安全な指導
成長期のお子さんの身体は、まだ発達途上にあります。無理な負荷や不適切なフォームでの運動は、怪我の原因となるだけでなく、将来的な身体の不調や運動能力の低下にも繋がりかねません。
理学療法士は、お子さんの骨格、筋肉、関節の発達段階を考慮し、それぞれの発達に応じた適切な運動負荷を設定します。
例えば、関節に過度な負担がかかるような動きや、特定の筋肉に偏った負荷がかかるような動作は、見つけ次第すぐに修正・中止を促します。
これは、単に怪我を予防するだけでなく、お子さんが将来にわたって健やかに身体を動かし続けられるように、正しい身体の使い方を習得してもらうためです。無理なく、安全に、そして効果的に運動能力を伸ばすための指導を心がけています。
クラブプラッツの「誰でも運動が好きになる‼︎」教室では、理学療法士である私が、お子さん一人ひとりの特性や発達段階に合わせた個別指導を行っています。
「運動が苦手」というお子さんの不安を解消し、「できた!」という喜びを積み重ねることで、自信と意欲を引き出し、最終的には運動を心から楽しめるようになることを目指しています。
もし、お子さんの運動への苦手意識でお悩みでしたら、ぜひ一度、当教室の無料体験にお越しください。「誰でも運動が好きになる‼」球技教室は、お子さんの「好き」を見つけるお手伝いをさせていただきます。。
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